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岩瀬大輔『ネットで生保を売ろう!』、文藝春秋(2011) [エッセイ・随筆]

5年前に買っていた本ですが、最近やっと読了しました。

日本で初めてのネットによる生命保険を立ち上げ、ビジネスを始めるところまでの話です。新聞やTVで盛んに取り上げられたことがあるので覚えている方もおられるのではないかと思います。

メディアに取り上げられて話題になっても、それが直ちに収益には結びつかないとか、暖かい応援があっても実際にお金を払って契約してくれるのは別の話だとか、リアルな話がきちんと書かれていて面白かったです。宣伝は決して手を抜いてはいけない、どんなに良いと信じていて、実際そのように思ってくれる人が多くても、自然に売れることはないのがよくわかりました。最近は必要に迫られていマーケッティングの本をいくつか読んでいるのですが、良い実例を知ることがでたという感じです。


ネットで生保を売ろう!

ネットで生保を売ろう!

  • 作者: 岩瀬 大輔
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/03/24
  • メディア: 単行本



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押井守、『凡人として生きるということ』、幻冬舎新書(2008) [エッセイ・随筆]

アニメ映画監督、押井守氏のエッセイです。

この人の作品の大ファンというわけではないのですが、「スカイ・クロラ」は記憶に残っています。全体的に哀しいトーンの作品で、永遠に大人にならない子どもたちによる、戦争請負企業による代理戦争という、ちょっと考えつかないような大がかりな話でした。登場人物を子どもに限定したので、ドロドロした人間関係を回避できて、その分やるせなさが強く打ち出したような作品でした。

さて、この本について。第1章の「オヤジ論」は逸品ですね。オヤジというのはその時の社会情勢で自動的に決まってしまうものと定義されているのですが、オヤジは無意味なことに興味を示さないし金を使わない。もしそうでないオヤジがいれば、それは人間的に未熟なんだと論じています。ああ、なるほどねえ、ビンゴ!

もうずいぶん前ですが、チョイ悪オヤジとか、やんちゃ買い(=大人の衝動買い)という言葉が雑誌などに出たことがありましたが、あまり流行らずに消えていったように思います。その理由が見事に分析されていて、面白かったです。オヤジをそそのかして財布の口を開かせようとしても、それは無理だということでしょうか。押井氏のこの分析は、若さに価値などないという主張とカップリングしていて、社会的に見て若者の利用価値は低いということとセットで語られています。クールな分析で面白いです。


凡人として生きるということ (幻冬舎新書)

凡人として生きるということ (幻冬舎新書)

  • 作者: 押井 守
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 新書



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佐々木典士『ぼくたちにもうモノは必要ない。』、ワニブックス(2015) [エッセイ・随筆]

ミニマニストという、生活に必要なものは最低限にしてやっていくことを紹介した本です。後片付けや整理を更に推し進めたバージョンといった感じでしょうか。著者の生活空間が写真入りで紹介されていて(しかもご親切にbeforeとafterが)、こんなにシンプルに生活していますよとアピール。単なるテクニックの紹介ではなくて、本当に根っから真剣にミニマニストをお勧めしますという熱い気持ちが伝わってきますね。本の作りはいたって良心的で真面目です。

本書の主張は極めてシンプルで、1)新しいモノを手に入れてもじきに飽きる、2)物欲は底なしなので全部満たすのは無理、3)モノを持たないことで自分の時間を取り戻せる、といったあたりでしょうか。これにミニマニストを心がける上でのハウツーが付いています。すごいと思ったのが、”心がときめくモノも捨てる”(笑)。旅先のクロアチアで手に入れた陶器の十字架を例にして語られていて、これを捨ててからお土産探しに時間を取られず旅自体に集中できるようになったとありますが、自分は正直ここまでは無理(笑)。でも、姿勢や考え方には惹かれるものがあります。

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著者以外のミニマニストの部屋も写真で紹介されていて、ほとんどモノの無いワンルームの部屋に、SONYのヘッドマウントディスプレイを付けて映画を楽しむ方の様子が紹介されています。ミニマニストの方の部屋というのは、旅館やホテルにチェックインして部屋のドアを開け、中を見回したときの印象に近いです。

光瀬龍が書いたSFマンガ(小説も出ています)に『百億の昼と千億の夜』という作品があります。昭和52年に発表された古い作品で、神々の世界の戦いを描いたものです。この中にゼン・ゼンという都市が出てくるのですが、ここでは上級市民は意識を奪われて機械に接続され、機械が提供する極楽の夢を見続けることで生(?)を謳歌します。

私には、がらんとした部屋で映画を楽しむのが、私の頭の中でこのゼン・ゼン市民の様子と重なってしまって、真似をしたいとは思いませんでした(^^; 私はゲームは全くやらないし、映画もほとんど観ないのであまり関心がないというのもあるかと思いますが、これらが好きな方々はまた違った感想を持たれるのかもしれません。

筆者もスマホ(iPhone)は手放せないモノに入るようで、デジタル機器をどこまで減らせるかは多機能化がどこまで進むかに依るとことも大きいかもしれません。


ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

  • 作者: 佐々木 典士
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2015/06/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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竹内一郎著、『やっぱり見た目が9割』、新潮新書(2013) [エッセイ・随筆]

☆☆☆★★

コミュニケーションの手法と、非言語的なコミュニュケーション力をアップさせるためのちょっとしたテクニック集といったところか。出張ついでの電車の中で読む類の本。

癖についての面白い提言あり。癖を直さないと「小者」=人間が小さく見える、ので損をする。電話機をガチャリと置く(固定電話ね)が嫌われる癖のリストに挙げられていたが、全くその通りだと思う。以前、外国に滞在していたとき、職場にこれが酷い人がいて、非常に下品に感じたものだった。筆記具のノック音や胸に挿すためのピン部分を弾くのもNGらしいが、これは身に覚えがあるので要注意だ。


やっぱり見た目が9割 (新潮新書)

やっぱり見た目が9割 (新潮新書)

  • 作者: 竹内 一郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/07/13
  • メディア: 新書



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小谷野敦、『面白いほど詰め込める勉強法』、幻冬舎新書(2013) [エッセイ・随筆]

☆☆☆☆★

最終章「バカのための英語術」が有用。結局英語は時間をかけてきちんと勉強するしかなく、近道なし。
特殊な才能の持ち主以外には、苦痛以外の何物でもない。

推薦されている、行方昭夫の本は何冊か発注した。読んでみよう。

以上


面白いほど詰め込める勉強法 究極の文系脳をつくる (幻冬舎新書)

面白いほど詰め込める勉強法 究極の文系脳をつくる (幻冬舎新書)

  • 作者: 小谷野 敦
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/09/28
  • メディア: 新書



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曽野綾子『人間にとって成熟とは何か』、幻冬舎新書(2013) [エッセイ・随筆]

☆☆☆★★

人間がいくら頑張ってもどうにもならないことは、存在する。

失われてみなければわからない、というのは人間としての想像力が貧しい。

以上


人間にとって成熟とは何か (幻冬舎新書)

人間にとって成熟とは何か (幻冬舎新書)

  • 作者: 曽野 綾子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/07/28
  • メディア: 新書



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森博嗣『「やりがいのある仕事」という幻想』、朝日新書(2013) [エッセイ・随筆]

☆☆★★★

アンチ「自分のやりたいこと」、「自分の好きなこと」、「自分探し」本
言っていることはそうかな、と思いますが、買って熟読する価値があるかは??

少し前に、漫画家であった、故・手塚治虫氏の作業現場を描いた漫画、『ブラックジャック創作秘話1,2』という本を読みました。作業現場は自転車操業、綱渡りもいいところで、これでよくまあ回っていたものだと思います(実際問題として、回らなかったこともあったのでしょうが)。ネットもメールもなかった時代の、良い意味でのんびりしていた時代を郷愁を持って描いたのかもしれませんが、こういったドキドキ、ハラハラの仕事(の雰囲気)が好きだ、という人にはこの本はお薦めできません

また、著者の限られた範囲内での観察事実に基づいた、有用かつ冷徹なアドバイスがある。自分で自分が何に向いているかは、結構難しい判断だ、とか、自分の好みと適正は多くの場合一致していない、とか。前者に関しては、信頼が置ける周りの人に尋ねてみるのが最も正確だ、と私は思います。




「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)

  • 作者: 森博嗣
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2013/05/10
  • メディア: 新書



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堀江貴文、『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』 [エッセイ・随筆]

堀江貴文、『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』、徳間書店(2013)、1,200円

ISBN978-4-19-863604-3 C0036

☆☆☆☆★

ホリエモンの仮出所後、第一弾の単行本です。私は彼のファンなので早速読んでみました。特別解説として、夏野剛氏、西村博之氏、藤沢数希氏が寄稿している内容にも興味がありました。長野刑務所で服役中、頭の中で絶えず新しいアイディアを考え続けていたって、すごい集中力だと感服します。まあ、文字通り三度の飯よりも好きだからってのがベースにあったのでしょうけど。

第1章 1980年以降へ生まれた君へ
第2章 ネット社会の向かう未来
第3章 本気で金持ちになりたいか?
第4章 本当に幸せなライフスタイルとは?
第5章 ホリエモン出所後の日本を考える

新しいビジネスアイディアと、彼の有料ブログへ寄せられた相談に対する回答の2本立てです。ビジネスアイディアはネットを活用した数々で、具体的な話を気前よく紹介してくれます。これは、彼がアイディアだけには価値を置いていないから。実行して実現してこそ意味があるってことで、実行、実現部分は全体の99.999%以上って感じでしょうか。

実利に重きを置くのは、商材(製品、サービス)を提供する立場では当然ですが、学問の世界だと最初に考えた奴が偉いという風潮もあります。考えるだけで成り立つ商売の場合はそれでもよいですが、ビジネスする場合には最後まで完成してナンボですね。ここら辺はもしかしたら違和感がある人がいるかもしれません。

内容は至極まっとうな本で、寄稿文も面白いです。が、なんと言っても一番面白かったのは、有料ブログに寄せられた質問に対してホリエモンがひとつひとつ回答を付けていること。質問の中には「こんなこと聞くなよ!」というのもありますが、それにもキレずに答えているところが面白い!新聞の人生相談を読むよりずっと面白いです。有名人が普段何を考えて生活しているのか、私生活について教えてほしいってのは、芸能界だけの話じゃないんですね。


金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?

金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?

  • 作者: 堀江貴文
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2013/04/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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岩瀬大輔『入社10年目の羅針盤』、PHP研究所(2012) [エッセイ・随筆]

ISBN978-4-569-80591-7 C0030
1400円
☆☆★★★

前著『入社1年目の教科書』の続編で、30歳前後をターゲットにした参考書。
まあ、前著を読めばこの人の考え方や生き方はだいたい知ることができるので、無理して買わなくてもよいと思います。岩瀬氏に興味がある方には良い読み物でしょうが。

§41の保険に対する考え方は参考になりますね。立ち読みでもよいからここだけでも読んでおくと有益でしょう。エッセンスがシンプルにそれから睡眠(休息も含む)は大切なので、勉強や仕事を削ってでも確保すべきというのはある意味当たっています。


入社10年目の羅針盤

入社10年目の羅針盤

  • 作者: 岩瀬 大輔
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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三木谷浩史『たかが英語!』、講談社(2012) [エッセイ・随筆]

ISBN978-4-06-217763-4 C0034
1000円
☆☆☆★★

楽天社長である三木谷氏の、社内公用語英語化プロジェクトの中間報告書。
英語はエクセルや電子メールと同じ位置付け、道具なのだから使えなければ困るという論理で英語化を推し進める。ここで楽天を英語化しておけばその後の見返りは大きいだろうとの判断だったそうですが、もうしばらくしたらその結果が出てくるでしょう。前に紹介した、『10年後に食える仕事、食えない仕事』では楽天についての言及があり、苦労している旨が語られています。

でもまあ、グローバル企業を目指しているのだったら楽天がやっているのはごく当然のことと言う気もしますね。

以上

たかが英語!

たかが英語!

  • 作者: 三木谷 浩史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/06/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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