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福永武彦『草の花』を再読 [文学小説]

昨日、海外出張しましたので飛行機の中で再読しました。私は機内ではあまり映画は観ないので、割とまとまって本が読めます。

第二の手記で、塩見にのしかかる戦争の恐怖と人を殺すということに対する心の軋轢、そしてそこから救いを求める気持ち、解決の見えない慢性的な圧迫感をひしひしと感じました。第二の手記がこれほど強いインパクトを持ったのは初めてでした。

自分が出兵して戦争に参加する、その恐怖と人を殺さなければならないという恐怖に立脚して、キリスト教の問題や千枝子とのやりとりが展開します。今度の再読ではここの部分に一番惹かれました。

以上
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