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NHKスペシャル「メードインジャパン・これが逆襲シナリオだ」 [日々のこと]

昨日と本日と2夜連続の番組です。

初日はSONYとSHARPに焦点を当てて、なぜAppleやSamsungに負けたのかを分析していました。SONYに関してはウォークマンと液晶テレビ、SHARPについては液晶パネル(あの、世界の亀山モデルというやつ)が議論の焦点になっていましたが、この2社の経営者が背水の陣で業績立て直しに臨むと言っていたのが印象的でした。

しかし、「世界の亀山モデル」の急速な業績悪化は、話には聞いていましたが実際にデータを示されると非常にショックですね。私の家も「世界の亀山モデル」ですが、2007年に購入したときにはお値段も結構それなりで、しかも人気ブランドでしたし、それが翌年のリーマンショックで業績が一気に悪化してしまうとは・・・経済とは怖いなというのが素直な実感です。

家電の品質が上がって、そこそこの物がかなり安く手に入るようになった、部品のコモデティ化(=既存の部品を組み立てるだけで製品が完成し、昔のような匠技は必要無い)といった世界情勢は経営トップの方々は十二分に理解されているはず。飛び抜けて高品質だがかなり高価な製品を作るという戦略で、本当にこの先大丈夫なのかというのも充分に考えているはずですが、番組ではここら辺の解説がすっぽりと抜け落ちていて、番組として片手落ちじゃね?というのが正直なところ。実際SONYでは金融部門の収益がトップなのに、ここを強化して脱製造業という可能性については考察していないんですよね。収益が上がっている部分にリソースを集中してさらに収益の基盤を強化する、というのはごく普通の考え方なのにです。

今晩、第2話があるのでそれを見てみないと結論できませんが、NHKスペシャルは「もの作り大賛成」という方向が既に決まっていて、それに沿って不都合な部分は敢えてシカトしたのかも、と思ってしまいます。企業トップが「もの作り」に拘るのは、それはそれで一つの考え方かと思いますが、それを報道するマスコミの立場としてはもう少し広い目で見てほしいですね。番組の中で、日本のもの作りが今、危機に瀕している→昔は日本のもの作りは強かった→昔は良かった→昔に戻れるように頑張るべきだ、という一連の流れがあまりにも明確に見えたような気がして、ちょっとなあという気持ちでした。

以上

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Office2010へアップグレードしました [日々のこと]

PCに入っているOffice2007を2010へアップグレードしました。

もうすぐWindows 8が出て、そのうちにOffice2013が出るので、今だったらOffice2013へ無料アップグレードができるのです。職場の環境も次第にWindows 7+ Office2010に切り替わりつつあるし、ちょうど良いタイミングかなと。

で、私は学生の身分があるのでアカデミックパックを購入。
特別割引期間でもあり、通常のアップグレードパッケージよりも6000円安くあがりました。
早速自宅でインストールしましたが、Outlook以外はカスタムインストールで2007と2010を並存させることができるんですね。でもややこしいからしませんでしたけど。

Wordで旧アドインが不具合を起こし、対処が必要でしたがそれ以外は無事に終了。Outlookの設定なども全て正常に引き継がれました。当たり前なのかもしれませんが、最近のソフトのインストーラーは優秀ですね。

Office2007を入れていたときには、なぜか頻繁にエクスプローラーが異常を起こして再起動になる不具合がありました。原因は掴めていません。ただOutlook2007を起動すると生じることが多かったので、今回のアップグレードでそこら辺か解決していたら嬉しいな。。

以上
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iPS細胞を用いたヒト心筋細胞移植手術は捏造? [日々のこと]

我が家は読売新聞を購読していますが、10/11朝刊トップに「iPS細胞から心筋細胞を作り、患者へ移植、手術は成功して社会復帰」の記事が出たのにはたまげました。

山中教授のノーベル賞受賞直後ではありましたが、本当だったら移植手術を行った人にもノーベル賞が出てもおかしくない、いや是非ノーベル賞を出すべきような業績です。だって細胞医療が成功したってことなんだから。今世の中にある方法よりも、1歩どころか1光年くらい先に行っているような成果なのです。

しかし信憑性が怪しいようでして・・ハーバード大の調査結果が出るまではウソとは言い切れませんが報道されている状況を見る限りはウソっぽいですね。すぐばれるのは明白なのに、どうしちゃったんでしょうね。科学者の良心以前の問題かと。

以上
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風邪でダウン [日々のこと]

三連休の途中から風邪を引いてダウンしました。
結局、火曜日と水曜日は仕事を休み、本日のこのこと出勤。でもまだ本調子でないのと、しゃべると咳と痰が出て辛いので早めに退社。

今度の風邪は喉に来ました。先週中頃から喉が痛み始め、龍角散キャンディーと痛み止めのうがい薬、市販の総合感冒薬でなんとか乗り切れるかと思っていたのですが、甘かったですね(^^;

三連休の間に喉の痛みが増し、緑黄色の痰と鼻水が出るようになったのでこりゃまずいな悪化しているなとあわてて医者へ行ったところ、扁桃腺全体が化膿していて重症一歩手前だったとのこと(^^; 高熱が出ないのが不思議なくらいだと言われました。

幸い食欲は落ちなかったので寝込むには至りませんでしたが、咳と痰が続いているのまいりました。抗生剤が効いて痰はあまり出なくなったので、もう少しの辛抱かと思いますが。

抗生剤は、一回目、二回目の服用では効きをものすごく実感できます。喉の痛みが明らかに治まるし、痰も減ります。がしかし痰や咳はその後もしばらくだらだらと続きます。身体から菌を完全に排除するには5日から7日は抗生剤を飲み続けなければなりませんが、三回目以降の服用では”これぞ効いている!”って実感が持ちづらいです。

三回飲んで1日で菌が完全になくなる薬ができれば、市場取れるだろうなあ。
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マーカス・ウォールセン/矢野真千子訳『バイオ・パンク』、NHK出版社(2012) [自然科学]

ISBN978-4-14-081532-8 C0098
1800円
☆☆☆☆☆

第1章 シンプルな遺伝検査
第2章 アウトサイダーのイノベーション
第3章 バイオハッカーの源流
第4章 自分で科学する
第5章 途上国のためのバイオテクノロジー
第6章 価格を下げてハードルを下げる
第7章 遺伝子組換え作物はだれのため?
第8章 遺伝子の所有権はだれのもの?
第9章 リスクのない医学の発展はない
第10章 キッチン発のイノベーション
第11章 生命の言語を読む
第12章 生命の言語を書く
第13章 バイオテロ
第14章 アウトブレイク
最終章(PART IV)

コンピューターはガレージ発の企業や発明が可能だが、バイオテクノロジーにはそれは不可能だとされていた(少なくともそう広く信じられていた)。理由は簡単で、実験施設と専門的なトレーニングが要るから。実験施設とは、フランケンシュタインや映画「ジェラシック・パーク」に出てくる実験室を想像してもらえばよいが、かなり大がかりである。ノートパソコン1台あれば起業できてしまうのと大違いだ。専門的なトレーニングの方も事情は同じで、本屋やネットで情報を集めて独学し、ソフトウェア・コードを書くような具合にはいかない。どうしても学校で専門知識を学ぶ必要があるのである。しかも生物の振る舞いはブラックボックスで、こうすれば必ずこうなるという、プログラミングには無い難しさがある。このため期待通りの結果が出るかはわからない。これがバイオテクノロジーの最大の関門だ。

しかし、時代は変わったのか、DIY生物学者なる概念が既に米国には存在するそうだ。未知の発見や、誰も作れなかった夢の薬を作るとか、そのようなものではなく、既にプロの間では確立され、商品化されている製品やサービスを自宅の、キッチンでやってしまおうとする流れだ。ヒトゲノムが解読されて10年以上の年月が経過し、今では特定の遺伝子に異常があるかどうかも調べることができる。また、遺伝子を構成するDNA断片をオーダーして合成してもらい、宅配便にてそれを受け取ることも可能だ(日本で、個人がオーダーしてやってくれるかどうかは不明)。遺伝子分析技術やそれを利用したサービスは、キッチンで実施可能であり、パソコンソフトと同様に個人で起業可能な世界になったのだ。

僕は、この意味はとてつもなく大きいもののように思う。専門ラボで確立された技術を「小さく、安価に、使いやすく」するだけで世界が変わる。発展途上国でPCR検査、自分を知るためのゲノム解析、ペットや農作物のゲノム解析、等等、応用可能性はとてつもなく広い。シリコンバレーでは独学のパソコンおたくがパーソナルコンピューター(とその上で動作するOS)を作り上げた。DIYバイオテクノロジーは専門家のラボ技術を大衆に広げるという、逆の流れになるだろう。そのうちに学研の「科学」にもバイオ実験キットが付属する時代が来るだろう。

以上



バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!

バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!

  • 作者: マーカス・ウォールセン
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2012/02/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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岩瀬大輔『入社10年目の羅針盤』、PHP研究所(2012) [エッセイ・随筆]

ISBN978-4-569-80591-7 C0030
1400円
☆☆★★★

前著『入社1年目の教科書』の続編で、30歳前後をターゲットにした参考書。
まあ、前著を読めばこの人の考え方や生き方はだいたい知ることができるので、無理して買わなくてもよいと思います。岩瀬氏に興味がある方には良い読み物でしょうが。

§41の保険に対する考え方は参考になりますね。立ち読みでもよいからここだけでも読んでおくと有益でしょう。エッセンスがシンプルにそれから睡眠(休息も含む)は大切なので、勉強や仕事を削ってでも確保すべきというのはある意味当たっています。


入社10年目の羅針盤

入社10年目の羅針盤

  • 作者: 岩瀬 大輔
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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三木谷浩史『たかが英語!』、講談社(2012) [エッセイ・随筆]

ISBN978-4-06-217763-4 C0034
1000円
☆☆☆★★

楽天社長である三木谷氏の、社内公用語英語化プロジェクトの中間報告書。
英語はエクセルや電子メールと同じ位置付け、道具なのだから使えなければ困るという論理で英語化を推し進める。ここで楽天を英語化しておけばその後の見返りは大きいだろうとの判断だったそうですが、もうしばらくしたらその結果が出てくるでしょう。前に紹介した、『10年後に食える仕事、食えない仕事』では楽天についての言及があり、苦労している旨が語られています。

でもまあ、グローバル企業を目指しているのだったら楽天がやっているのはごく当然のことと言う気もしますね。

以上

たかが英語!

たかが英語!

  • 作者: 三木谷 浩史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/06/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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渡邊正裕『10年後に食える仕事、食えない仕事』、東洋経済新報社(2012) [論説文]

ISBN978-4-492-26103-3 C0036
1500円

☆☆☆☆★

仕事を分類し、10年後にそれらの仕事の価値を占う。今の仕事が10年後にどれだけの価値があるのか、稼ぐ力を持っているのかを分析している本ですね。My NewsJapanというマガジンで連載されていたものを1本の本にまとめたものです。

基本は4つに分類して分析すること。ビジネスでよく出てくる、「ポートフォリオ分析」というやつです。図表はわかりやすいしよく工夫されているので、プレゼン資料の作り方の参考書にもなりますね。

「グローカル」、「ジャパンプレミアム」といった、新しい概念を提示しています。これから中国やインドなどの国から、日本に比べて遥かに安い労働力が入ってくる、だからモノ、サービスの単価が日本だけ高いことはあり得ない、日本の労働者人口の7割はこれらの安い労働力との競争を避けることができないので、賃金はグローバル最低賃金に落ちるというのがこの本の骨子でしょうか。しかし一方で日本人であることのメリットや日本固有のサービスは存在し続けるので、ここらあたりに10年後を生きるキーがあるというメッセージも同時に含まれています。

どの世代の人が読んでも面白いと思いますが、できれば社会人2-3年生くらいまでで読まれるとより一層効果があるかもしれません。

以上


10年後に食える仕事、食えない仕事

10年後に食える仕事、食えない仕事

  • 作者: 渡邉 正裕
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2012/02/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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竹内健『世界で勝負する仕事術』、幻冬舎新書(2012) [論説文]

ISBN978-4-344-98247-5 C0295
780円
☆☆☆★★

第1章 配属先はお荷物部門
第2章 エンジニアがなぜMBA?
第3章 半導体ビジネスの最前線で
第4章 ふたたびゼロからの出発
第5章 なぜ世界一でなくてはダメなのか
第6章 挑戦しないことが最大のリスク

半導体ビジネスの実情を赤裸々に語った肉食系の本。競争も激しく技術進歩が早いため、少しでも気を抜いたら生きていけないという緊張感が漂う。一番手が全てを征してしまうという、とてもやりがいがある世界のお話だ。まあ、薬はそこまでシビアではなく、オリンピックルールと言って三番手くらいまでならなんとか大きく市場を取れるのだけれど、それは薬を飲む側の患者さんの反応が必ずしも一律ではなく、同じ作用機序のものでも化学構造が異なったものは存在価値があるという経験則から来ている。でもきっと半導体だとその上に載るのはデジタルデータやプログラムなので反応は100%均一だろうから、一番手が全てを征するのはうなづける。

著者は、結局東芝を辞めて大学研究者の道を歩むことになるのだが、組織を離れた人間が味わう孤独をイヤというほど舐めたようだ。そこは「必死だった」とさらりと書いているが、実際には並大抵の努力ではなかったはず。「有名企業の第一線にいた人が、起業するなり大学に移るなりしたら、本当にその人に実力があるのかどうか、手を差し伸べる前にまずは注視するでしょう(pp.111)」というのま、まさにその通り!。

以上

世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)

世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)

  • 作者: 竹内 健
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/01/28
  • メディア: 新書



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木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』、星海社新書(2012) [エッセイ・随筆]

ISBN978-4-06-138516-0 C0233
860円

☆☆☆☆★

第1章 僕たちの「給料」は、なぜその金額なのか?
第2章 僕たちは、「利益」のために限界まで働かされる
第3章 僕たちは、どうすれば「高い給料」をもらえるようになるのか?
第4章 年収1000万円になっても、僕たちには「激務」だけが残る
第5章 僕たちが目指すべき「自己内利益」の増やし方
第6章 僕たちは、どういう「働き方」を選択すべきか?

マルクスの「資本主義経済」から起こして、給料がどのように決まるのかのメカニズムを明らかにしたもの。人事部の人にとっては当たり前の話かもしれないが、このようなことが広く知れ渡っているとは言い難い(少なくともサラリーマンの新人研修ではやらないだろう)ので、一読をお勧めします。

特に、「オレは成果を上げている(=会社の売上げに貢献しているのに)なぜ給料が低い?」と不満をお持ちの、”国内企業”にお勤めの方にお勧めです。

国内企業の給料の決まり方は、いわゆる「原価積み上げ方式」、必要経費分だけを支払う形になっているのだそうで。確認の手段がないので本当のところはわかりませんが、著者の説明には説得力があります。

以上
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

  • 作者: 木暮 太一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/04/26
  • メディア: 新書



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