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金環日食 [日々のこと]

観ました、家の近くの橋の上で!

東京は曇り空でしたが、日食の時にはそこそこ晴れ間が出て充分観察できました。
太陽がいちばん隠れたときでも周りの明るさは変わらないという話と、少し薄暗くなるという話の両方がありましたが、多少は薄暗く感じました。影が薄くなってほとんど見えなくなったのには驚きです。

日食がいつどこでどのように見えるのかって、かなり精密に計算できるのですね。ニュースや新聞でその結果だけが流れていますが、では具体的にどやって計算しているのかを解説しているものは全く見かけませんでした。がしかし、ネットで検索してみるときちんと解説してくれているサイトがありますね。下記のは山口大学理学部の物理・情報科学科の方が書かれたものです。三角関数と四則演算だけでかなり精密に計算できるのですね。

http://www.astro.sci.yamaguchi-u.ac.jp/~kenta/eclipse/calc.html

日食眼鏡を透して観る太陽はとても小さくて、金星が横切ったとしてもわからないだろうな(^^;
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老けない方法 [日々のこと]

本日、大学でお世話になった先生の米寿(88歳)のお祝いがありましたので、出席してきました。

先生とお会いするのは久しぶりでしたが、少し痩せたもののとてもお元気で矍鑠とされていて、正直言って少しびっくりしました。私の周りでこれだけのご高齢にも関わらず、心身共にお元気な方は初めてです。

卒業生は、なかり昔にご卒業された方もご出席されていました。昔の先輩方も相当のお年ですが、お元気な方もいらっしゃればそうでもなさそう(に見えた)方もいて、人により相当の開きがあるのを改めて感じました。職場では(当たり前ですが)定年退職された方はいないので、ここまで幅のある年齢層の方をいっぺんに観察できる機会は限られます。

人間(生物)の寿命は遺伝的に決まっています。寿命も体質のようなもので、遺伝子(群)で規定されているので、環境をいくらいじっても大幅に寿命が延びることはないでしょう。もちろんこの先に寿命を延ばす方法が開発されるかもしれませんが、少なくとも現時点ではそのような効果があるものは知られていません。

大先輩方のお話を聞いていても、キュウキュウと真面目に考えるのではなくて好きなことをやるのがよろしいようで(笑)。イヤなことには時間を使わない、と。

以上
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スタニスワム・レム/飯田訳『砂漠の惑星』、ハヤカワ文庫(2006)、760円 [文学小説]


砂漠の惑星 (ハヤカワ文庫 SF1566)

砂漠の惑星 (ハヤカワ文庫 SF1566)

  • 作者: スタニスワフ レム
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 文庫



スタニスワム・レム/飯田訳『砂漠の惑星』、ハヤカワ文庫(2006)、760円
ISBN978-4-15-011566-1 C0197
☆☆☆☆★

いわゆる、ファーストコンタクト(地球外知的文明との最初の遭遇)もの。であるが、「インディペンデンス・デイ」のように宇宙船に乗った異星人が派手に攻め込んできたり、「コンタクト」のように友好的な異星人とコミュニケーションが取れる、といった類のストーリーではない。

「インディペンデンス・デイ」も「コンタクト」も、ファーストコンタクトを人間同士の歴史の延長線上で捉えている。わかりやすくて楽しめる反面、リアリティの面から疑わしい。我々は地球外知的生命はおろか地球外生命すら発見していないのだから事実どうなのかは確かめようがないが、少なくとも地球外知的文明は地球人とは全く異質の、もしかしたら我々の理解を超えているかもしれない、という一種の客観性というか謙虚さはどこかに持っていて然るべきである。そして、レムのこの作品は、まさにそのような視点から書かれた、良質のハードSFである。

物語は、6年前に消息を絶った宇宙船コンドル号を捜索するため、無敵号が砂漠の惑星に着陸するところから始まる。無残な姿で発見されたコンドル号、そして乗員の死体。しかしそこには攻撃された痕跡は無く、彼等が遭難した理由はさっぱりわからない。しかしやがてコンドル号の船内に残された、最初は取るに足らないと思われた奇妙な事実がつなぎ合わされ、隊員から驚くべき仮説が提案される。やがて無敵号の乗員にも被害者が出始め、事態は急展開を迎える。窮地に立たされた無敵号の乗員は、どのような決断を取るのか?

オリジナルは1970年代に書かれたもので、作家はロシア人である。本書は1977年にハヤカワ文庫SFから刊行されたものの新装版とされている。読んで頂くとわかると思うが、言葉が古い(^^; コンピューターという言葉は使われておらず、「電子頭脳」となっているし、「反物質放射機」、「自動機械」、「指示器」といった聞き慣れない言葉が次々に出てくるが、まあこれはこれで新鮮に楽しめるだろう。

この物語は、地球外文明は我々の理解を超えているかもしれないし、そのような場面で我々はどのように行動するのかを我々に問いかけており、それがまさにこの作品の本質である。この作者は、『ソラリスの陽のもとに』という、知性を持つ海を題材にした作品を書いており、本作品はそれと共通のテーマを包含している

以上


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中村真一郎 若き日の日記 [文学小説]

昨日の読売新聞夕刊に、中村真一郎が旧制一高入学前後につけていた日記が刊行されるとの記事が出ました。1934年10月から37年6月までの5冊などだそうで、同級生だった福永武彦との友情なども綴られているそうです。面白そうなので、購入予約しました。

AMAZONから予約できます。

中村真一郎青春日記

中村真一郎青春日記

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 水声社
  • 発売日: 2012/05/15
  • メディア: 単行本



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小野三嗣『ひげの科学』、玉川選書(1980)、979円 [自然科学]

小野三嗣『ひげの科学』、玉川選書(1980)、979円
ISBN4-472-15221-8 C1375
☆☆☆☆★

8年前に阿佐ヶ谷にある古本屋にて購入。長らく書棚の肥やしだったが先日読了。

第1章 ひげと運動生理学
第2章 ひげ診断学
第3章 ひげの生涯
第4章 ひげ推理学
第5章 ひげと我が人生
第6章 ひげと頭髪の比較
第7章 頭髪とふけ
第8章 閑話休題

著者は東京慈恵会医科大学の先生で運動生理学の研究者。中学生か高校生の夏休みの自由研究をそのまま発展させたような内容で、素朴な感じがして読んでいて楽しい。自分の髭の量を毎日測って統計を出し、気温や年齢との相関を分析したり、運動でひげの量が変わるかを調べている。年間のひげ総量の加齢による変化では、なんと20年にわたってデータを蓄積して分析している。ここまでやるか!というほど徹底的なデータ収集はまさに研究者の鏡である。

筆者がひげの研究を始めた動機は、自分のひげならばいつどこででも材料が手に入るから、と述べている。こんないい加減な(失礼)動機で、20年も観察を続けたとはたまげた(^^; 筆者は元々そのような資質を有していて、たまたま材料が自分のひげだっただけで、他のものでも同様なやりかたでデータ収集、分析をやったに違いない。事実、本の中で筆者は、「実験こそがおしゃぶり」と言っている。(pp.112)

6,7章はひげからの発展として、頭髪とふけの話が続く。手法はひげと同様、来る日も来る日もひたすらデータを蓄積してグラフ化し、その変化のパターンを読み取るというものである。

そもそもN=1の観察事実であり(筆者も、その点については理解しており法則を導くのは無理だと述べている)、その結果から人類のためになることが導き出せているわけではない。自分の身体を実験材料として丹念に(しかも長期間)観察し、そこから得られたデータを元にあれこれ考える、夢を膨らませて楽しむのが本書の醍醐味であり、科学研究の仕事というよりは遊び心いっぱいの自由研究の匂いがする。

中学生、高校生あたりにお勧めの本。

以上

ひげの科学 (玉川選書)

ひげの科学 (玉川選書)

  • 作者: 小野 三嗣
  • 出版社/メーカー: 玉川大学出版部
  • 発売日: 1980/05
  • メディア: 単行本



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映画『バベル』 [映画]

2007年に公開された映画で、先日DVDで観た。

映画の題名は、「バベルの塔」のバベルに由来する。モロッコの砂漠を走っている観光バスの乗客が、いきなり銃で撃たれるところから物語が始まる。銃で撃たれた乗客の家族、そして乗客を銃で撃った人物の周辺を並行して描くことで物語が進行し、3本の糸が次第にひとつになってそれぞれの世界同士の関係が明らかになっていく。

乗客が撃たれるのは明らかに事件なのだが、それと並行して描かれる2つの物語は事件とは言い難く、しかも映画の中半くらいまでは関連がよくわからない。「なんじゃこりゃ?」といった感じ。中半以降は雲が晴れるようにクリアになっていくので、感動を覚えるかどうかはともかく理解はできる。ネット上の解説を見ると「孤独な魂をつなぎ合わせていく」とあるが、そこまで大袈裟な感じは受けなかったなあ。
http://www.werde.com/movie/new/babel.html

舞台は、モロッコ、メキシコ、そして日本の3箇所で少しずつ時間をずらして展開していく。舞台も言葉も異なる世界が根底でつながっていることを表現したかったのかもしれず、「バベル」というタイトルはそれを意識して付けられているのだろうか。

3つの世界で展開される物語はそれぞれ独立している。時間的な関係は敢えて語られていないのだが、1箇所だけリンクする箇所がある。撃たれたアメリカ人がモロッコの病院に搬送され、父親がアメリカの自宅で留守番している子供達とメキシコ人のメイドに電話をかける場面である。ここの場面から、メイドが自分の息子の結婚式に出るため子供達を連れてメキシコに帰るのは、モロッコでの銃撃事件が一段落着いた後だと知ることができる。またメキシコ人メイドが強制送還される時、子供達の親は怒っているが彼女を訴えることはしないと知らされる。ここの部分では間接的ではあるが2つの世界の交わりがある。

一方で日本で展開される物語は他の2つの世界との交わりは薄い。他の2つの世界から断絶されてしまっており、閉じた世界を連想させる。この関係性は監督の意図の元に作られていると考えられ、ここの部分がこの映画の一番の見所ではないだろうか。

映画それ自体を単独でポンと観てもあまり楽しめないが、解説記事を読んで考えると意外と味わい深いところがあるかもしれない。

以上
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今日の弓道稽古 [弓道・武道]

先日に引き続き、本日の午前中も道場へ行った。

最初の一手、的中せず。その後連続して掃き矢。
しかし後半は持ち直して、的中数回あり。ただし会が1秒しか持たない。
弓手が充分に伸びたなと思うと、矢筋も綺麗だし中たりも出た。
次回は弓手を意識して延ばすことを心がけよう。

以上
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勝間和代『「有名人」になるということ』、ディスカヴァー・トゥエンティーワン(2012) [エッセイ・随筆]

勝間和代『「有名人」になるということ』、ディスカヴァー・トゥエンティーワン(2012)、1000円
ISBN978-4-7993-1161-5 C0230
☆☆☆★★

藤沢数希氏のブログで紹介されていたので、読んでみた。
経済評論家の勝間氏の書かれた、有名人になった前後の体験談、エッセイである。

第1章 有名人になるということ-そのメリットとデメリット
第2章 有名人になる方法
第3章 有名人をつくる人たち
第4章 「終わコン」有名人としてのブームが終わるとき

この著書の中で勝間氏が言及している、『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』と『お金は銀行に預けるな』は、私も昔読んだ。前者は良質なレファレンスが充実していて、ノウハウ本としてはなかり有用だった。(事実、私はこの本で”マインドマップ”という手法を知り、MindManagerなるソフトを知って導入した)また、後者は投資についてわかりやすく解説されていて、こちらも有用な本だった。

勝間氏はそれから多数の書籍を出していて、いくつかは購入して読んだ。堀江貴文氏、ひろゆき氏との共著『そこまで言うか』は面白かったが、それ以外はあまり興味を惹くのはなかった。有名になった後で出したコンテンツの質が必ずしもよいものではなかったことは勝間氏もこの本の中で言及しているので、ご本人も気がついているようだ。

藤沢氏は勝間氏が今までに稼いだ金銭は10億円くらいではないか、と推測している。文中にはいくら稼いだか明言はされていないが、今の状態に勝間氏が満足していないのは見て取れる。それは本書の後半以降に明確に現れているのだが、「終わコン」=終わったコンテンツ、と言われるのを彼女は最も恐れているのではなかろうか。で、結局どうしたいのかと言うと「終わった」と言われたくない、そのような客観的事実を周りからつきつけられたくない、ということなのだろう。いくら金銭的に稼ぎが上がろうがそれだけは絶対にイヤだと、それだけは強烈に感じる。

有名人、というのは他から受ける認知であるから、自分自身の内部基準に従うよりは外部からどう認識されるかという視点になるのは致し方ないとは思うが、もう少し自分自身の内面に軸を置いてもいいんじゃない、というのが率直な感想。まあ、「終わコン」と言われたくない、常に上昇していないと(上昇感を持っていないと)イヤ、ということだったら何も言えないが。。

この人、このスタイルで何時まで続けられるのかなあ・・・

以上


「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012/04/28
  • メディア: 新書



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金子隆一『ぞわぞわした生きものたち』、サイエンス・アイ新書(2012),952円 [自然科学]

金子隆一『ぞわぞわした生きものたち』、サイエンス・アイ新書(2012),952円
ISBN978-4-7973-4411-0 C0245
☆☆☆★★

サブタイトルに、古生代の巨大節足動物とある。これは古代に生きていた、今は絶滅してしまった巨大な節足動物(要するに、ムカデやヤスデの類)の写真入り解説書である。

第1章 節足動物
第2章 三葉虫
第3章 ウミサソリ
第4章 陸上鋏角類
第5章 多足類
第6章 六脚類

それぞれ対象となる生物種ごとに章立てされていて、系統樹とスケッチ、そして化石の写真が載っている。私はあまり好みではないのだが、この手の生物にロマンを感じる人はいるので、そのような向きには面白い本ではなかろうか。写真だけ見ても楽しめると思う。
三葉虫にもたくさんの種類があって、中には面白い形をしたものもいたようである。このような形態学的な変化が固定されるまでに要した時間はいったいどれくらいであったのか、またその形態学的な変化に関わる遺伝子の数はどれくらいであったのかは興味あるところである。

普通は、化石からその生物が生きていた時の色はわからないそうだ。しかし中には例外的に色が推定できたものがあるそうだ。それは三葉虫の一種で、眼は緑色、身体は赤色だったらしい。

以上


ぞわぞわした生きものたち 古生代の巨大節足動物 (サイエンス・アイ新書)

ぞわぞわした生きものたち 古生代の巨大節足動物 (サイエンス・アイ新書)

  • 作者: 金子 隆一
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2012/03/19
  • メディア: 新書



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今日の弓道 [弓道・武道]

今日は、久々に弓道場へ行きました。昨年の夏以来(^^;

最初の一手は、皆中!
それから一手ずつ立射で稽古し、最後に巻藁を数本引く。
本当は最初に巻藁を引くべきだが、感覚が狂って外すと怖いので、まずは行射でちゃんと矢がを飛ばせることを確認。

しんとした道場で、姿勢を正して矢を放つのは気持ちがよいものです。

以上
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